
地味で真面目で大人しいと思っていた部下が仕事も家庭も全部ダメな僕をからかうように焦らして精子を搾り取ってくるんです。 安位薫
仕事もプライベートも全く上手くいかない。同僚からはお荷物扱い、妻からは置き物だと思われている。だから今日もいつものバーでひとり、ヤケ酒をあおっていた。そんな時、見覚えのある女性が入ってきた。地味で大人しい部下の安位だった。彼女は僕の隣に座り、お酒も手伝って普段とは違い饒舌だった。あっという間に時が過ぎ、帰ろうとした矢先…彼女に誘われた。「部長、ホテルに行きませんか」って…。